【市民の皆様へ】実在の弁護士名をかたる悪質な電話にご注意ください

和歌山弁護士会 会長 畑 純一

従前から、実在の弁護士名をかたる何者かが、過去の大規模詐欺事件の被害者に電話をかけ、被害金の取り戻しが可能であるかのように信じ込ませたうえ、手続費用等の名目で金銭を詐取しようとしたり、未公開株投資の損害金を取り戻すという名目で架空の手続費用を騙し取ろうとする手口の詐欺事件が多発しています。

これらの電話においては、本物の弁護士であると信じさせる手段として、実在の弁護士の登録番号を告げ、弁護士会に確認してみるよう促すことで、弁護士からの電話であると信じ込ませるという非常に巧妙な手口も用いられています。電話を受けた方が金銭を支払いそうになったケースも多数発生しており、中には、実際に金銭を振り込んでしまったケースも報告されています。

このような実在の弁護士名をかたる詐欺は、弁護士業務に対する信頼を揺るがしかねず、見過ごすことのできない悪質な行為です。

市民の皆様におかれましても、弁護士を名乗る電話がかかってきても、身に覚えがないなど、少しでも不審に思われた場合には、必ず、弁護士会に登録されている弁護士の電話番号に電話をして真偽を確かめてください。法律事務所の電話番号は、日本弁護士連合会ウェブサイトの弁護士検索により、ご確認いただくことができます。

くれぐれもご注意くださいますよう、お願い申し上げます。